2015年5月16日

ローカルを圧迫しないDropboxの使い方 - まるで外付けハードディスク

Dropboxは、もはや標準ソフトと言ってもいいぐらい普及している。
うるまでるびでも、もはやこれなしでは仕事にならないのだが、
たったひとつ欠点がある。

Dropboxでは、ネットの先にあるフォルダと、
自分のハードディスク(HDD)のDropboxフォルダが常に同期する。
自分側のHDDにもファイルを置く理由は、素早いアクセスのためなので、
基本的にはいいことである。

だが、同時に困った問題でもある。

例えば、Deopbox Pro契約 (有料) をすると、容量は1TBに増えるが、
自分のHDDは256GBや512GBだったりする。
そこにシステムファイルやアプリなども入っているので、
空き容量は100GBとか…
せっかく1TBもらっても100GBしか使えない…

ああ…Dropboxが外付けHDDのように使えたらいいのに…
容量いっぱいまで使えるのに…

そう思う人は多いはずだ。

ではその方法をご紹介しよう。

Macであれば…

 1. メニューバーにあるDropboxのアイコンをクリックする
 2. 右下の歯車アイコンをクリックし、「基本設定...」を選ぶ
 3. 「アカウント」タブをクリックし、選択的同期:[設定を変更]をクリック
 4. フォルダリストが表示されるので、同期しなくてもいいものの✓をはずす
 5. 右下の [更新] をクリックして、「アカウント」のダイアログも閉じる

Windowsは…
 よくわからないけど、選択的同期を探して、同じようにすればOKなはず

✓をはずすと、そのフォルダは非同期となり、自分のHDDから消える。
でもWEBブラウザでDropbox.comを見れば、そこにある。
WEBブラウザで見る外付けHDDのようになるのだ。

いまいま作業しているものには✓を入れて、
保存してたまに見るだけのフォルダは✓をはずす。
こうすれば、素早いアクセスと、容量いっぱいまで使うことが両立できる。

うるまはDropbox内に「同期しません」というフォルダを作り、
✓をはずし、仕事が終わったフォルダはそこに移動して、
必要な時だけWEBで見る、という使い方をしている。

やってみそ。

PS.
ちなみにiPhone/iPad、AndroidのDropboxアプリからアクセスする場合は、ネット側にあるファイルを見ている状態なので、「同期しません」を含めて、全フォルダが見えます。

2021.6.9追記
その後Dropboxはファイルごとに同期するかどうか設定できるようになりましたとさ。